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皮下脂肪の燃焼は筋肉細胞内で

皮下脂肪の燃焼は、どこで行われるのでしょうか?皮下脂肪の分解は、そのまま脂肪細胞内で行われますが、燃焼は別のところで行われます。それは筋肉細胞です。

もっと詳しく言うと、脂肪には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があり、皮下脂肪を減らすといった場合は、白色脂肪細胞の減少を意味しています。褐色脂肪細胞は、筋肉細胞のような役割を持っていて、白色脂肪細胞を燃焼するからです。

皮下脂肪の燃焼は、まず脳の視床下部からの交感神経系の指令を受け、白色脂肪細胞内にある、脂肪分解酵素リパーゼが活性化します。この酵素が、脂肪細胞を脂肪酸とグリセロール(グリセリン)に分解するのです。そして遊離脂肪酸はアルブミンと結合して、血液中に流れていきます。

そして皮下脂肪の燃焼は、前述したように筋肉細胞内や褐色脂肪細胞内で行われます。細胞内にあるミトコンドリアという小器官で燃やされるわけです。中学校の理科の教科書に出てきたのを、思い出したかもしれませんね。

ですから全身に脂肪ばかりがついていて、筋肉があまりない人は、皮下脂肪を燃焼しようにも困ってしまうわけですね。せっかく脂肪酸として分解されても、行く先がないと、また元の脂肪細胞に逆戻りしてしまいます。筋肉は脂肪を燃焼する工場なので、これが多い人ほど皮下脂肪を減らすさいに有利になります。

もちろん皮下脂肪の燃焼先は筋肉細胞だけではなく、褐色脂肪細胞もあります。でも、ここが特別に発達している人は、まれです。テレビでスリムにもかかわらず、大食い選手権とかに出ている女性は、この脂肪の量が多かったり、活性化しているわけです。

褐色脂肪細胞は肌寒い環境とか、冷たいという刺激で活性化するので、水泳などは役立つかもしれません。褐色脂肪細胞は背中側にあり、ここが冷やされると、体温を一定に保とうという恒常性維持機構が発動し、皮下脂肪を燃焼させるのです。

でも1年中、寒中水泳というのも根気がいりますし、現実的ではありませんよね?そこで、皮下脂肪を燃焼させるには、もう1つの脂肪燃焼工場である筋肉細胞の量を増やすことが現実的といえます。

筋トレなら、冬でも暖かい室内で実行できます。別にスポーツジムまで足繁く通わなくても、テレビを見ながら筋力トレーニングすればよいのです。主婦だったら、家事自体が筋トレにもなり得ますよね?たとえば床を雑巾で拭く、窓を力を込めて拭くなどです。台所をたわしでゴシゴシこすると、かなり腹筋に効きますよ。これなら掃除もできるし、一石二鳥ですよね?

皮下脂肪の燃焼のためには、まずはこのように筋肉を鍛えて、筋肉をつけます。そのうえでウォーキングとかジョギングなどの有酸素運動をしないと、全くの運動損になる可能性があります。脂肪を燃やす場所がないからですね。

実際の運動のスケジュールにしても、まずはスクワットや腕立て伏せ、腹筋などの筋トレエクササイズをしてから、有酸素運動を続けたほうがいいです。筋トレをすると交感神経系がかなり活発になり、そのためにアドレナリンやノルアドレナリンが出てきます。これが脂肪分解酵素であるリパーゼを元気にするからです。そのほか成長ホルモンも脂肪を分解してくれます。

このように筋トレをしてからウォーキングすれば、20分間を待たなくてもすぐに皮下脂肪を燃焼させることが出来るようになります。これなら短時間で有酸素運動が終わるので、ストレスがたまることもありません。長続きできます。

このようにダイエットの運動法は、有酸素運動単体では結果を出すことはできません。ちょっと筋トレをしてから有酸素運動をすることによって、効率的にあなたの皮下脂肪を燃焼していくことができるのです。